最近また人気VTuberの絵描きたくなったりしている。具体的には某お姉さんの転生体の絵を描きたい。 微妙にマニアックな立ち位置であること、配信内容が面白くて伸びそう、妹がかわいい、など描きたいポイントが結構ある。 でも、自分の中の承認欲求が騒いでいる感じがして多分やめた方が良い。
そんだ、結構俗っぽい人間なので、盛り上がっているところに乗っかりたいみたいな気持ちがかなり強い。
例えば人気VTuberを描くことで、当人に見られたり、沢山のフォロワーに見られることを心の底で期待して描きたくなってしまう。 この、なんかちょろっと描いて人気者になりたい、みたいな気持ちは自分にとって有害に働くことが多い。別に人のために書くこと自体はいいことだと思うのだけど、自分は反応に一喜一憂してしまうタイプなので向いていない。気になって何度も見にいってしまうから。描く前と描いた後で全く精神状態が変わらない絵が良い。
絵は瞑想するかのように描きたいという気持ちがある。
このスケベ心は、若い頃に少ないながら成功体験もあって、常に湧いてくる。その度に否定しなくてはならない。それに、作家として本当にすべきことはまず自分の物語を終わらせることだ。
また、自分にとって重要な指標は「友人と呼べるような存在が増えるかどうか」であって、お手軽人気者的な出来事があっても友人は増えないんだよね。重要なのは、人間として付き合っていきたい相手と思ってもらえるかどうか、つまり信用の醸成だ。
承認されたい、モテたい、人気者になりたい、みたいな渇望って、青春期にそれが得られなかった裏返しのような気がするよな。でもそれを追求して時間を投入し続けても、大して友人が得られるわけではないというのはどうにも虚しい。大事なのは目の前の人間だ。自分に仕事を頼んでくれて、待ってくれている人たち。大事なものはどっちか。当たり前だよね…。
そんだ、描くな、人気VTuberを…。