通称逆NTRについて自分でも描けないか最近考えている。理論上は自分の作品をそのまま男女反転させれば、逆NTRが好きな人にも刺さるものが描けるのではないか?男女の入れ替え程度のことは当然やっておくべき宿題のはず、って認識なんだよな。それをやったくらいで抜けなくなるというのは、かなり負けた感じがする。
逆NTRにも、ヒロイン側のマゾ性癖を中心に描写してるやつあるのだろうか。私の描くNTRだと染められて変わっていくパートナーが抜きどころになっている。男女反転させるだけだと、もしかしたら逆NTRにならず順NTRと呼ぶ方がいいのかもしれない。
男が堕ちる場合、自分は手癖でメス堕ちさせたくなってしまって、その場合やはり寝取り側も男にしたくなり、結局メス堕ちホモセックス描きたくなってしまうバグがある。逆NTRを描くにあたって、いい感じの男を描けないというのが最大の障壁なのかもしれない。
逆NTRについては委員長も配信で言及していた。これはかなり詳細な言語化がなされていて大いに参考になる。 そのため、これは自分が描くべきかもしれない、と持ったまま心の中で宿題として残りつづけている。 委員長が言及しているジャンルについては、逆というか順NTRかもしれんと思っている。ただ曇らせも結構主眼になっているっぽくて、女性向けに描くとしたら性行為まで描写しない方が読みやすくなるかもしれない。影になってたり物音がしたりみたいな感じで、性行為にフォーカスを当てないけどコトは行われてる臨場感は伝わる、みたいな描き方で。
自分がたまに描くレ⚪︎゛のチン負けも、結局広義のNTRとして描いている気がしている。自分の作家としての方向性は、NTRを深掘りするのではなく広げる方に向かっている。NTRというワード自体が自分にとって少し手狭な感じもしている。愛好者が多くて主義主張の合意が取れず紛糾しやすい。
私は特にNTRという言葉自体に愛着がない。状況じゃなくて、そのマゾ心に名前がついているべきだろうと思うし、抜きどころが一致していればもっといろんな構図がありうるんじゃないのと思っている。NTRという言葉自体が表現を狭めてしまうケースもあるんじゃないかと思う。全ての属性や構図をとっぱらった、マゾ心を抽出した純結晶を取り出したい。それは旨味(グルタミン酸)のように、味覚の一つとして数えられるものだろうと思う。