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うちのこサキュバス

今作ってるうちの子(オリキャラ)。サキュバスの紫燐(シリン)。

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キャラ設定

  • 名前:紫燐(シリン)
  • サキュバスで、透真(主人公)の精を無慈悲に吸って糧にしている(なお透真の寿命も減る)
  • クールで淡々とした感じ。言葉責めをしながらあっという間に抜いてしまう
  • 透真に対して、執拗に寝取られ煽りをする(昏睡中に鈴花と大翔がくっつきそう)

世界観設定

  • 透真の夢の中の世界
  • 世界は永遠に夜が続く「夢の世界」であり、夢魔と人間が共存している。
  • 夢と現実の境目が曖昧で、時折現実世界の様子が見える。

登場人物

透真(とうま)

  • 主人公
  • 事故で昏睡状態
  • 恋人に鈴花がいる

鈴花(すずか)

  • 透真の恋人
  • 透真の意識が戻るように足繁くお見舞いに来ている
  • 守ってあげたいと思わせるような、子犬的な性格

大翔(はると)

  • 透真・鈴花の友人で、見舞いにもよく来る
  • 責任感の強すぎる鈴花を心配している

以下ネタバレ

紫燐は共感性拒食症というサキュバスにとっての病気にかかっており、感情を抑制する薬を常時服用して症状を抑えている(そのために冷たいように見える)。
獲物に共感してしまってはサキュバスは生存できない。
紫燐は透真のことが好きだが、透真の悲しみに共感しており、透真と鈴花の間を引き裂くようなことは望んでいない。 透真に帰ってほしくない、しかし元の世界に帰るべきである、という気持ちで揺れ動いている。

さらに細かなコンセプトなど

紫燐は本質的には負けヒロイン。寝取られものに見せかけたBSSである。
通常の夢魔は夢の中でしか出会うことができないが、昏睡中の透真が見る夢は「狭間の世界」であり、曖昧だからこそ紫燐は透真と過ごすことができる。一方で、曖昧さが成り立たせていた世界はいずれ崩壊する運命にある。明確さを基盤とした「つがいの世界」では、紫燐は幸せになることはできない。

一方で、現実世界も「曖昧さが成り立たせている世界」の一例だ。曖昧の中に幸せを探し、結論としての死を忘れ、常に精神的な頓服として酩酊を求めている。我々が横暴を基盤に動く世界の中で、共感に疲労し、誰かを傷つけることを恐れて動けなくなるように、紫燐は運命を前にしてうずくまるしかない。

それはそうとコメディタッチのストーリーになりそうだし、紫燐が可哀想すぎるのでどうしたもんだか…。でも現実をそのまま描いてるつもりなんで誤魔化せないよねぇ。

名前の由来はシンセサイザーのSirinより。